【人材育成】チームビルディングをオンラインで行う方法と組織にもたらす効果

組織のコミュニケーションが活性化する

組織内でのコミュニケーションはとても重要なことです。コミュニケーションが増えると会話も増えていき、そこから信頼関係が生まれて本音で話し合えるような関係を築けます。信頼関係が生まれると、仕事面でもお互いにアドバイスし合える関係へと発展していけるのです。

メンバーのパフォーマンスとモチベーションのアップへと繋がる

ひとつの目標に向かって組織で一丸となって進んでいくことは連帯感を生みます。そして、目標をクリアしたときの達成感を組織で共有することは、これからのモチベーションアップへと繋がるのです。組織のモチベーションがアップすると、それぞれが最大限のパフォーマンスを発揮できるようになり相乗効果も期待できます。

組織で目標やビジョンを共有できる

組織で目標達成に向けた戦略を共有することで連帯感が生まれ、それぞれが「目標達成のために自分は何をすればよいのか」を自発的に考えて行動できるようになります。

外部環境の影響を受けにくくなる

強い組織がある企業は、外部からの影響が受けにくい傾向があります。社会情勢や厳しい企業競争などで企業に問題が生じたときでも、強い組織体制を持つ企業は土台がしっかりとしているため、外部環境の変化の影響を受けにくいのです。たとえ影響を受けたとしても最小限に抑えられるでしょう。

新たなアイデアが生まれる可能性も

チームビルディングによって組織内でのコミュニケーションが活発になると、メンバー同士が協力をして問題を解決しようという意識を持つようになります。問題解決に向けて前向きな議論ができるようになり、そこから新しいアイデアが生まれる可能性が高まるのです。

ゴールを設定する

ゴールの設定は、オンラインであっても通常のチームビルディングであっても同様です。5段階のプロセスに分けて、それぞれの段階のゴールを決めましょう。

形成期

組織が創られたばかりの段階で、メンバー同士の理解度も不十分で組織内には緊張がある状態です。緊張感を解いてメンバー間の相互理解を深めることが、形成期のゴールとなります。

混乱期

メンバー間にてお互いのことを知るようになりますが、人それぞれに性格や考え方が違うため対立や仲たがいをしやすい時期になります。混乱期のゴールは議論を繰り返しながらお互いを理解していくことです。

統一期

組織の中でお互いの価値観や考え方の違いを認めるようになり、安定した組織作りへと向かっていく段階です。この頃になるとメンバーの個性を活かした組織での役割分担や、自主的に組織の目標設定ができるようになり、それがゴールになります。

機能期

メンバーが組織のなかでそれぞれの役割を持ち、足りないところはフォローできるようになります。このままの状態を保てるように維持することが大切です。

散会期

プロジェクトなどの終了で組織が解散することがゴールです。

オンライン環境の設定

プログラムが決定したら、オンラインチームビルディングを行うための通信環境を設定します。ネット回線やカメラとマイク機能が付いたパソコン、配信ツールは必須です。

オンラインチームビルディングの開始

メンバー全員が発言できる環境を整えるようにしましょう。オンラインチームビルディングでは、同じ空間を共有しているわけではないため、始めのうちはメンバーによっての温度差が生じることがあります。全員が気軽に発言できるようにアイスブレイクなどを挟み、一人ひとりに発言する時間や機会を与えましょう。