人材育成で営業スキルアップ!教育のために企業が取り入れるべき対策とは?

人材育成で営業スキルの向上を図るのは、どの企業でも行われており、重視されやすい要素のひとつです。近年はスキル・能力アップだけでなく、離職率低下を目的とした研修を実施する企業も少なくありません。本記事では、営業スキルの人材育成を中心に、社員の教育について解説します。

新卒の営業スキル向上・教育のために取り入れるべき内容

電球のイラスト

営業スキル向上を目的とした教育で効果を出すためには、効果的な内容を取り入れたうえでの営業研修が大切です。ここでは、営業研修で取り入れたいポイントについて解説します。

目的の明確化

営業スキル向上の教育として研修を実施する際、研修目的の明確化が必須です。目的が曖昧な状態で進めてしまうと、集中力が維持しにくい、効率的な吸収ができないなどの恐れがあります。営業スキルの向上が目的ということを、あらかじめ明確にしましょう。

また一言で営業スキルといっても、より細かな分類ができます。なるべく具体的な目的を伝えられるのが理想です。

コミュニケーションスタイルについて

営業ではコミュニケーションが非常に重要ですが、コミュニケーションの進め方や特徴によってスタイルの分類ができます。自社や自身の強みと取引相手の相性などを考慮したうえで、適切なコミュニケーションスタイルを採用するべきという教育が必要です。

なお、コミュニケーションスタイルは、以下のような分類ができます。

アナリティカル 論理的・計画的
ドライビング 現実的・成果主義的
エクスプレッシブ 直観的・社交的
エミアブル 有効的・安定志向

効果的な営業を実施できるよう、コミュニケーションの方法やスタイルについても教育の一環として取り入れましょう。

ベネフィットの重要性

営業スキル向上を目的とした研修では、ベネフィットの重要性も取り入れる必要があります。

顧客は商品・サービスそのものを求めているのではなく、そのサービスを受けることで得られるベネフィットを目的としています。そのため営業では、商品・サービスのアピールではなく、顧客の課題やニーズに合わせた提案が大切です。

ベネフィットの概念や重要性を知らない状態では、効果的な営業が難しいでしょう。そのため、研修の中で、ベネフィットについての入念な説明が必要です。

営業職の離職率と下げるための対策

メモを取る男性

営業職は数ある職種の中でも、離職率の高さが目立ちます。ここでは、なぜ営業職は離職率が高いのか、離職率を下げるための対策についても併せて解説します。

離職率が高い理由

営業職は離職率が高い職種です。離職率が高まってしまう理由として、以下のような内容が挙げられます。

ノルマが厳しい

営業職では数字として明確な結果が求められます。そのため、ノルマを設定している企業が多いですが、ノルマが達成できない・プレッシャーが重いなどの理由で、離職に至ってしまうケースが多いといわれています。

ストレスが多い

営業職は非常にストレスを抱えやすい職種です。数字を得られないストレス、コミュニケーションにおけるストレス、やりがいを感じられないストレスなどが挙げられます。ストレスの多さが、結果として離職につながります。

残業が多くなりやすい

企業によりますが、営業職は残業が多くなりやすいです。相手の都合に合わせて夜に商談を行うケースや、休日出勤が必要なケースが珍しくありません。プライベートとのバランスがとりにくく、離職を決めてしまいます。

適切な対策をとらなければ、離職を選んでしまう人を抑えられないでしょう。

離職率を下げるための対策

営業職の離職率を下げるには、具体的な対策をとる必要があります。効果が期待できる対策の例を紹介します。

メンタルケアを実施する

仕事でのストレスが大きくなりすぎた結果、離職を選ぶ人がほとんどです。定期的な面談やフォローなどにより、メンタルケアを行う必要があります。

モチベーションアップにつながる施策を行う

モチベーションが保てないと、仕事に対して前向きな気持ちになれず離職を検討してしまいます。良い面のフィードバックや評価を行う、表彰制度を用意するなど、モチベーションアップにつながる施策を取り入れるのが効果的です。

社員研修を活用する

離職率を下げるうえで、社員研修は有用です。仕事の進め方が理解できる、良い刺激となりモチベーションにつながるなどの効果が期待できます。

レスポンドでは新入社員向けをはじめ、様々な社員研修サービスを実施しています。外部のプロによる社員研修はスキル向上だけでなく、社員のモチベーション維持や離職率低下にも効果的です。教育のために社員研修を検討している方は、ぜひレスポンドの研修サービスをご検討ください。

人材育成において企業が営業スキル向上のために行うべき教育とは

営業スキル向上のために実施する人材育成では、取り入れる内容を意識したうえでの教育実施が求められます。また営業職は離職率の高い職種であるため、離職防止に効果的な対策を取り入れることも求められます。教育の進め方によって、従業員が得られるスキルや、企業全体の離職率の高さが大きく変わるのです。
レスポンドでは、様々な社員研修サービスを提供しています。入念な打ち合わせにより、課題や目的に合った効果的な研修プログラムの設定が可能です。社員研修の利用を検討している方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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