【人材育成】チームビルディングを企業・会社で成功させるには？

目標やビジョンをチーム内で共有する

チームを作る際、チームのメンバー全員で目標やビジョンを設定することは重要です。そして設定した目標やビジョンをチーム内で共有することにより、チームに一体感が生まれます。

また、目標やビジョンを明確にするとモチベーションアップにも繋がるため、まだ設定していない場合はまず目標やビジョンを明確にすることが必要です。

それぞれの役割を明確にする

チームでは、メンバーそれぞれに役割があるはずです。それぞれの役割を明確にしておかなければ、自分の都合や判断で作業や業務を進めてしまい、効率が下がってしまうでしょう。チーム全体のパフォーマンス向上は望めません。

チーム全員がメンバーそれぞれの強みと弱みを共有し、強みを最大限に活かせる役割分担を決めることが大切です。それぞれが強みを最大限に活かせる役割を担うことで、個々のパフォーマンスはもちろんチーム全体のパフォーマンスも向上します。

リーダーはメンバーの能力を引き出す役割を持つこと

メンバーが最大限の能力を発揮できるような環境を作ることは、チームリーダーの重要な役割です。メンバーをよく観察し、メンバーの成果に対する評価は十分にしつつも反省すべき点の改善策を自分で考えさせるなど、メンバーの成長を促すことも必要です。メンバーの成長を促し、能力を十分に発揮できるようにすることがチームビルディングの成功に繋がります。

リーダーは自分の考えを持って判断をくだすこと

チームリーダーがしっかりと自分の考えを持っていることも重要です。もちろんメンバーの意見を聞く耳を持つことも重要ですが、その意見に流されてしまってはいけません。メンバーの意見も聞きつつ、最終的には自分の考えを持って判断をくだすことがチームビルディングを成功へと導きます。

チーム内の信頼関係を構築する

強いチームを作るためには、チーム内の強い信頼関係の構築が欠かせません。信頼関係を構築するためには、チームリーダーが各メンバーとこまめにコミュニケーションを取る必要があります。また、コミュニケーションを取りやすい環境を作ることも大切です。

強い信頼関係を構築できるとメンバーも安心して仕事に取り組めますし、個々の能力以上のパフォーマンスも期待できます。チーム内に強い信頼関係を構築できれば、様々な困難や課題もクリアできる強いチームを作れるのです。

チームの人数で選ぶ

例えばチームビルディングの方法としてゲームを行う場合でも、チームの人数によって最適なゲームは変わってきます。大人数のチームの場合は、脱出ゲームといったような規模の大きなゲームで大勢が一度に参加できるものを選ぶのが重要です。

逆に少人数のチームの場合は、人数の少なさを活かして自己紹介ゲームやフットサルのようなスポーツなど少人数で楽しめるものを選ぶといいでしょう。いずれにせよチームの人数に合わせたゲームを選ぶことが、効果を上げるためには大切です。

職種で選ぶ

チームを構成するメンバーの職種によっても選ぶ方法は変わってきます。例えばメンバーの職種が営業職の場合、お客様との交渉にも役立つ対話力や交渉力が身につくものを選ぶのがおすすめです。

他の部署をサポートすることの多いバックオフィス系の職種の場合は、チームワークを体感できるものを選ぶといいでしょう。エンジニア系の職種の場合は、制限時間内で成果を出せるものや論理思考を養えるゲームなどがおすすめです。

期間で選ぶ

チームビルディングにかけられる時間の長さによっても選ぶ手法は変わってきます。例えば長い時間をチームビルディングにかけられる場合は、社員旅行やバーベキューなどのイベントを実施するのがおすすめです。長時間一緒に過ごすことでコミュニケーションを取る機会が増えますし、信頼関係も構築できます。

チームビルディングにかけられる時間があまりない場合は、日常業務の中で意識するよう心掛ける、また短い時間でできるゲームなどを行うといいでしょう。いずれにせよチームの人数やメンバーの職種、かけられる時間など自社に合う方法を見つけることが効果を上げるためには必要です。