こんにちは、レスポンドの宮田です。
約半年ぶりにお送り致します。

はじめに、
企業の人事部向け専門誌
「日本人材ニュース」https://jinzainews.net/
6月特別号の中で
人事担当者が評価する「管理職研修」として
弊社が紹介されました。
https://jinzainews.net/training/1679-2/

複数の企業人事担当の方から推薦があったとのことで
本メルマガをご覧になっている方で、ご紹介頂いた方がいらっしゃれば
このメッセージにて、御礼申し上げます。
ありがとうございます!

凹んだ気持ちの回復力を高める

さて、レジリエンスの取り組みはされておりますでしょうか?
“レジリエンス~resilience~”とは
英訳すると「回復力」「復元力」などですが、
ここでは、
「失敗やストレスにより凹んだ気持ちを回復させる」
「困難をしなやかに乗り越え回復する力」を意味します。

厚労省によるカスハラ対策が進むなか
カスハラ対策を講じている企業もかなり増えたと思います。
ハラスメントを起こす側に対策することが何より重要ですが、
受け手側への対策も、永く活躍してもらうために重要です。

ここでは
ストレスを受けたスタッフへの対策ではなく
“凹んでしまう前に、普段から回復力を高めるように対策を打つこと”
を指します。
“ストレス耐性”とは、プレッシャーに耐える力ですので、
混同しやすいですが、また別のモノとなります。

ここ最近、お客さまからもご要望もあり、
プログラムに入れることが多くなりました。

凹んでいる、いない関係なく、
誰しもが、レジリエンスの対策を知り得て
普段から“心の筋力を鍛える”ことが
折れにくい心を育てることにつながります。

ちなみにカスハラだけでなく
上司や特定社員からのハラスメントにより
凹んでしまう場合にも効果的です。

もちろんカスハラ、パワハラも
ハラスメントを起こす側への対策が当然必須となります。
ただ多くの企業は、受け手側が
凹んでしまった、傷ついて病んでしまった、
ある意味 “こと”が起こってから
「どうしよう?」「どうすればいいか?」というのが
多いのではないでしょうか。

ポイントは自分自身の強み弱みを理解しておく

さて、そのレジリエンス、
ポイントを一つ、ご紹介しておきます。

“自己理解”がキーワードです。
自分の強みと弱みをしっかり理解把握しておくこと
そして、周囲にも理解してもらうことです。

自分自身を客観的に知る機会は
なかなか少ないのではないでしょうか。

どういう場合に嬉しくなり、
どんな状況で哀しく、あるいは腹立たしく、凹んでしまうか?
また、業務における強みと弱みは何か?

些細なことであっても整理して列挙しておくことにより
精神的なバイオリズムの波に理由が合致し
その状況を受け入れやすくなります。

ちなみに業務に関することは、
他己評価も取り入れるとより精度も高くなるでしょう。
もしよろしければ、諸々検索なさってみてください。

さあ、情報戦争の昨今に振り回されぬよう
より強固なチームづくりを目指すのはいかがでしょうか。